Les filles du Docteur March

小説「若草物語」が、シアーシャ・ローナンやエマ・ワトソンら豪華キャストを迎え実写化。邦題『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 2020年3月27日(金)日本公開予定。下記動画は仏語吹き替え版。

Les Filles du Docteur March – Bande-annonce Officielle – VF

19世紀後半を舞台にマーチ家の四人姉妹の成長を描いた、ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」。南北戦争という時代を背景にしつつ、あたたかいこころで寄り添う家族の物語は、これまでも何度か映画や舞台で演じられてきた。グレタ・ガーヴィング監督は次女ジョーに焦点を当て、女性がクリエイターとして立つことが困難だった時代に、夢を信じて生きる彼女の姿を描いた。

マーチ家4人姉妹は、異なる個性や才能を秘めたまさに「リトル・ウーマン」。

次女ジョー(シアーシャ・ローナン)
活発で信念をまげない作家志望。⾃分を曲げらずに周囲とは衝突ばかり。作家になる夢を持ち続けるまっすぐな女性として描かれる。幼馴染のローリーからのプロポ ーズにも応じずひたすら夢を追い続ける。『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンが好演。

長女メグ(エマ・ワトソン)
美しくてしっかりものの長女メグのはずが、エマ・ワトソンでは完全ミスキャスト。ジョーの方が身長が高く骨格がしっかりしているため、もう少し顔で勝負できる美形の金髪(たて巻き髪)舞台女優を起用した方がよかったのではないか。

三女ベス(エイザ・スカンレン)
内気で病弱なはずが、ぽっちゃりと肉付きの良いベスで、病気になるようには見えなかった。ローレンスの叔父様からピアノを贈られたシーンなど、二人の心の交流が描かれていたのはよかった。

末っ子エイミー(ローレンス・ピュー)
人懐っこくて甘えん坊、ジョーとは喧嘩が絶えないが次第に絵の才能を発揮していく。『ミッドサマー』のフローレンス・ピューが抜擢された。

ローリー(ティモシー・シャラメ)
このキャラがかなり異彩を放っていた。資産家ローレンス家の⼀⼈息⼦で、マーチ一家の隣人。ジョーにプロポーズもするも振られ、のちエイミーと結婚するがそう言われてみれば二人はどこか似ている気も。『君の名前で僕を呼んで』でその名を世に知らしめたティモシー・シャラメが、線が細くて中性的な21世紀風のビジュアル・ローリーを作り上げた。

メリル・ストリープやローラダンも
4姉妹の母(ローラ・ダーン):4姉妹を厳しく、温かく見守る、愛情豊かな母親に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のローラ・ダーン。ひときわ印象深い演技で、文句無しの存在感。この物語の全てといってもいい。
叔母・マーチ(メリル・ストリープ):偏屈叔母さん。適役ではあるが少し老けたかな。

19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。周りとぶつかってばかりの次⼥ジョーは、⼩説家を⽬指し執筆に励む⽇々。⾃分とは正反対の控えめで美しい姉メグ、病弱な妹ベスを可愛がるが、甘えん坊エイミーとはケンカが絶えない。

ある⽇ジョーは、ローレンス家の⼀⼈息⼦ローリーにダンス・パーティで出会う。彼の飾らない性格に、徐々に⼼惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に⼊ることで⼩説家になる夢が消えてしまうと信じ「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な⼈と出会う」とローリーに告げる。⾃分の選択でありながらも、⼼に⼀抹の寂しさを抱えながらジョーは⼩説家として⾃⽴するため、ニューヨークに渡る。

■作品詳細
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
公開日:フランス2020年1月1日 日本3月27日
監督・脚本︓グレタ・ガーウィグ
原作︓ルイザ・メイ・オルコット
キャスト︓シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ